2023/8/19 星空オンブーケ by Music Fam
2023/8/25更新。
まずは好きな星・星座を見つけよう
夢中になっていることはありますか?アニメ、マンガ、スポーツなど、色々。好きな作品や登場人物、チームや選手が好きになるとその分野がぐっと好きになるといった経験はありませんか?どんな遊びでも夢中になると勝手に研究や勉強を始めているので実は遊びと勉強には境目がありません。
星や宇宙のことは学校の授業から知ることが多いのでお勉強のイメージが強いと思います。遠い世界のこととも思ってしまいます。でも実際は僕たちが住んでいる世界も星だし、僕たちは宇宙の一部。宇宙を知ることは自分たちを知ることでもあります。
見上げればいつもそこにある星空の世界を今よりも好きになったら毎日がちょっぴり楽しいものになるかなと思います。その入り口に好きな星や星座を探して見つけてみてください。
案内人の紹介
鈴木みきと
静岡県焼津市。コスモプラネタリウム渋谷の永田美絵さんの影響で星に興味がわいてから4年半。天の川を撮りたくて写真を始めてから2年。星空案内人(準)。天文宇宙検定2級。星検2級。ディスカバリーパーク焼津天文ボランティア。地元では筆ペン教室の師範と私設図書館の副館長をしている。コーヒーとサウナと旅行が大好き。
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和田瑞紀
静岡県静岡市。マンドリン担当(普段は静岡マンドリン愛好会でマンドロンチェロを演奏)。星空案内人(準)、ディスカバリーパーク焼津天文ボランティア。
案内人の推し天体紹介
土星/鈴木のおすすめ
太陽系第6惑星。地球の兄弟星。肉眼や双眼鏡で見るとただの明るい星。ところが望遠鏡で見ると輪っかがついた、まるで冗談みたいな姿が見られる。とてもかわいくてできることなら家に持ち帰りたい。かつてのつくば万博のマスコットキャラクター「コスモ星丸」は土星モチーフ。
土星は衛星(地球でいうところの月)が多い。2023年5月時点でなんと146個。数を競っている木星が95個。
2023/8/27に衝(しょう)を迎える。衝とは月でいうところの満月のこと。土星が一番明るく見られる。土星観察のチャンスは今だ!
さそり座/鈴木のおすすめ
夏の夜空の低いところに現れる。TとSを足したような美しい形。日本では昔から釣り針に見立てて魚釣星などと呼ばれている。
買った広角の双眼鏡が家に届き、さっそく外に出て覗き込んだときに最初に飛び込んできたのがさそり座。その美しさに感動した。
さそりの心臓の星と言われるアンタレスは赤く輝く星。時折近くに来る火星と比べられる。
アルビレオ/和田のおすすめ
月以外で、初めて望遠鏡で見せてもらった天体(たぶん)。星がただの点じゃないことを知った瞬間です。(和田)
【メモ】はくちょう座のくちばし、β星の二重星。肉眼や双眼鏡で見ても1つの星にしか見えないが望遠鏡で見ると2つに分かれて見える。それぞれ色が違って青とオレンジに見える。これを宮沢賢治はサファイヤとトパーズと表現している。
うさぎ座/和田のおすすめ
初めて自分で調べて名前を覚えた星座。自分で調べて分かるのって楽しい!(和田)
【メモ】冬の星座。「なんでこの星の並びが◯◯座なんだ?」という星座が多い中で形がうさぎそのもの。オリオンに踏んづけられている構図。
道具のお話
道具が無くても十分に星空は楽しめますが、少し工夫することで一層楽しみ方が広がります。それでは一体どんな道具が役に立つのかを紹介します?
寝椅子
鈴木は双眼鏡も望遠鏡も持っていますが、一番寝椅子を使います。星空は長く見ていたいけれど、長く見ていると首が疲れてしまいます。寝椅子は自然な目線を斜め上にしてくれるので疲れずにずっと見ていられます。コールマンのインフィニティチェアは近年アウトドアやサウナでの外気浴、いわゆる「整いイス」として注目を浴びています。Amazonでは色によって35%オフまで値下がりすることがありますよ。
双眼鏡
双眼鏡と望遠鏡に共通することは両方とも人間の視力を上げる「スーパーメガネ」であることです。日中の使用では拡大の用途で気がつかないかもしれませんが、弱い光もキャッチするので肉眼では見えない繊細な星々の様子を楽しむことができます。ご家庭にある双眼鏡でも十分です。月のクレーターも良く見えますよ。ただし視野が狭くなって空全体を見るのには不向きです。流星群など空全体のどこに出現するかはわからないものに関しては肉眼が一番楽しめます。星座などある程度広い範囲を楽しめる双眼鏡もあります。
望遠鏡
天体観測と言えば望遠鏡!のイメージが強いですが、取り扱いが結構難しいです。なかなか高額なものが多く、宇宙に興味が出たからと言って安易に買わない方が良いです。埃を被ることになります。
難しさの理由は、組み立て、設定、広い空の中で豆粒のように小さい見えないものを探すにはある程度の星の知識が必要、など色々あります。
しかし、初心者からおすすめな望遠鏡がいくつかあります。
国立天文台望遠鏡キット 5,280円+送料
コルキットスピカ 3,780円
両方とも組み立て式。望遠鏡のしくみも学べます。三脚は付いていませんが簡単に手に入るカメラの三脚が使えます。国立天文台望遠鏡キットの方が組み立てが簡単。コルキットスピカは紙製なので色を塗ったりして個性的に仕上げることができ、きっと愛着がわきます!どちらも月の模様はバッチリ見えます!実は土星の輪っかも見えてしまう!(小さいけれど)これでも物足りなくなったら次に進みましょう。
星空ガイドアプリ
Star Walk
よかれと思って宣言してしまった星探しアプリなんですけど、私がよく使ってるのはStar Walkです!「星の明るさの違いがわかりやすいのと、明るい星だけ表示させる調整がしやすいので、実際の星空と見比べやすいのがオススメ」って思ってます😳✨(和田)
https://starwalk.space/ja
天体観測支援ツールSORA
天体観測支援ツールSORAは星空のシミュレーションとワークシートで天体観測の案内をするウェブアプリケーション。親しみやすい宇宙の本を多数出版されている国立天文台の縣先生が企画された。メニューや設定が少なく操作がわかりやすい。
小山城・吉田町で見る星について
能満寺のソテツと安倍晴明
星空オンブーケ開催場所にある能満寺にある有名なソテツ。日本三大ソテツで有名。そのソテツを植えた人物が安倍晴明。大井川に流れ着いた大蛇を埋葬し、災が起きないようにソテツを植えた。それゆえソテツが大蛇のように育ったとされている。安倍晴明と言えば平安時代の陰陽師。当時は今ほど科学が発達していなかったため、物事を判断するのにうらないという手法が重視されていた。当時そのうらないの大きな要素となっていたのが天文学。安倍晴明は優秀な天文学者だったのです。その安倍晴明が吉田の地から星空を眺めていたと考えるとロマンチックじゃないですか?
うなぎ座
吉田町と言えばうなぎ。養殖だが鮪や鰹のあらを使って育てられるためその旨味からファンも多い。そんなうなぎの名前が付いた星座は今は無いがかつてあった。イギリスの博物学者ジョン・ヒルが18世紀に作った。夏と秋の星空の間のやぎ座やいて座の上、わし座やたて座の下辺り。星座線や星座絵が伝承されていないのでどこを指しているのかはわからない。それっぽい形の星の並びはあるので探してみよう!
星空オンブーケにおすすめの星座
こと座といるか座
いずれも音楽に関係している。同じ音楽にまつわる星座でさらに形が似ているのは偶然とは思えず、伝承できずに失われた話があるのではと勘ぐってしまう。
こと座は琴の名手オルフェウスの琴。毒蛇に噛まれて死んだ妻エウリュディケの復活チャンスを最後の最後に無にしてしまったオルフェウスを哀れんで「琴」を星座にしたらしいが、琴まで取り上げることないのでは…と思う。織姫星。
いるか座は琴の名手アリオンを救ったイルカ。アリオンが演奏会で優勝した帰り道に海賊に襲われた。懇願して最後の1曲を演奏した後、海に飛び込んだアリオンを救ったイルカを称えて星座にしたとされている。形がこと座に似ているので実はアリオンの琴のなのでは…と思ったりする。暗い星で構成されているので見つけられないことが多いが、コンパクトで特徴的な形をしているので暗いところで見つけるとテンション上がる。星好きには人気がある星座。
星空オンブーケで激推したい。いずれも双眼鏡で見たい星座。
いて座
誕生星座でおなじみの黄道十二星座のひとつ。弓を構えた半身半馬の複雑な形状をした星座線で紹介されることも多いが、ティーポットとして認識すると急にわかりやすくなってくる。いて座のティーポットを眺めながらCHILLIN COFFEEさんとほしに生きる君と、夏の星空ブレンドを楽しんでみよう!
うお座
秋の星座。魚の星座なので吉田町のしらすもイメージできますが、親子の星座でもあります。Music Famのコンセプトや吉田町の政策に通づるものがあります。
おすすめイベント① 流星群
ペルセウス座流星群の期間は7/17 – 8/24。一番多い8/13の極大は過ぎたが、みずがめ座δ南流星群(7/12 – 8/23)、はくちょう座κ流星群(8/12 – 8/25)も同時開催中の流星群祭り。
楽しみ方
空全体を見る。放射点はペルセウス座やみずがめ座δ星、はくちょう座κ星付近にあるが、正直どこが見えてどこ方向に流れるかわからないため、全体をぼーっと眺めるのが良い。全天に現れるのでずっと上を見ていると首が疲れる。空の高いところを中心して自然な体勢で見られる寝椅子がベスト。寝ていて車に引かれるようなことがないように安全確保をしっかりしてから!
おすすめイベント② 8/22伝統的七夕
七夕の話は日本各地で諸説ある。時期は7/7、8/7(月遅れ)、伝統的七夕(2023年は8/22。旧暦にあたる)の3つ。いずれも本物。星空でいうと夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)と天の川が舞台。こと座のベガが織姫、わし座のアルタイルが彦星。はくちょう座については先に紹介した2つの星とは違い、夏の大三角を構成するデネブひとつというよりははくちょう座そのものを指すことが多く、織姫と彦星を会わせる助けをするかささぎやカータリ(川渡り)とされる。
伝統的七夕とは
旧暦の7/7のこと。2023年は8/22。現代暦の7/7は悪天候が多いため、近年では旧暦の七夕が注目されている。晴れるといいですね。
安全のお話
一番大切なお話。星を見ることはなんとなく静かでおとなしい感じがするから危険なことはないと思われがち。しかし、実際はニュースになるほどの死亡事故が起きています。
暗闇、それから遠くを見ているときのすぐ目の前や足元がとても危ないんですね。
昼間ではありますが、案内人の鈴木も遠くの富士山が見えるところを人に教えようとして下に張ったロープに気がつかずに転び、コンクリートと骨で目の上の眉のところにある太い血管を切って大流血し救急車で運ばれた過去が…。
結局「遠くを見るときの近く」と「油断」がやばい!人に教えてあげられるぐらいの余裕を持とう!
音楽ライブ
Criss Cross
Mune
伊倉啓太
TATSUYA
Guest dancer
出店
カレー美術館 tiam
創作カレー・かき氷・落書きせんべい
folk knot cafe STIR
アルコール、軽食、焼き菓子
OTTO
焼き菓子
Cheer Up!
アサイーボウル
CHILLIN COFFEE
コーヒー、ソフトドリンク
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アクセサリー
まとめ
宇宙は長い歴史の中でずっと観察され、引き継がれ、考えられてきたのに未だ謎が多い。世界中の人々の考えを全て合わせてもまだ5%程度しかわかっていないと言われています。
つい最近興味を持った人も、どんなに頭が良い人も、まだまだ全然知らないことには変わりない。誰もが興味を持ち楽しめる世界だと思っています。
星空はどこでも気軽に見ることができます。だからこそ誰といつどこで見るかが大切だと思っています。また僕たちと一緒に星空を楽しみましょう。