主催イベント

イベントレポート|「ほしに生きる君と、」 in 安曇野地球宿

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2022年11月26日(土)、長野県安曇野の地球宿にて「ほしに生きる君と、」を開催しました。このイベントは、“星空リトリート”とも言える特別なひととき。参加者の皆さんと過ごした一夜の出来事を、振り返ってお伝えします。少しでもその温かな雰囲気が伝われば幸いです。

星空に迎えられたオープニング

イベント当日は、夜空いっぱいに広がるきらめく星々が出迎えてくれました。11月下旬にも関わらず、気温は10℃を超える暖かさ。地元の方も「この時期には珍しい」と驚くほどの好条件でした。

こたつやラグが用意された屋外スペースで、参加者の皆さんはリラックスしながら自己紹介をスタート。初対面の方も多い中、星空の下での自己紹介は緊張感もほぐれ、和やかな雰囲気に包まれていました。

自然の気まぐれ、雨への対応

満天の星空に包まれたオープニング。しかし、しばらくすると突如として雲が立ち込め、まさかの大雨が降り始めました。予報にもなかった急な天候の変化に、会場の全員で協力して屋外の道具を急いで地球宿の屋内に移動。

幸いなことに、宿泊していた別グループの方々が快く場所を譲ってくださり、薪ストーブのぬくもりに包まれたリビングでイベントを再開することができました。

暖かな空間で星空案内

屋内では、天文シミュレーター「ステラナビゲータ」とパワーポイントを使ったスライドショーを実施。秋の星空の特徴や日常での星空ウォッチングの楽しみ方をご紹介しました。

星座のギリシャ神話

特に「くじら座」の化けクジラについては、独自の解釈も交えてお話しし、参加者の笑いを誘いました。

最新の宇宙情報

2021年に打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の成果や、それによる宇宙の新たな視点についても解説。「ビッグバンの理論が変わるかも?」という話題に驚きの声が上がりました。

地球という奇跡の星

宇宙を一年に凝縮したタイムラインで考えると、私たちが今この星で出会っていることの奇跡に気づかされます。星空をきっかけに、日常の捉え方が少し変わるかもしれません。

発起人のひろみさんからの想い

ひろみ

今回のイベントの発起人の一人である 大滝ひろみさん は、川崎市から参加されました。彼女がこの企画に込めた想いをシェアしてくださいました。

長い介護生活を経て、孤独感を乗り越えた先に気づいたのは、人との繋がりの大切さでした。世代を超えた交流は、まるで若い頃の自分に戻ったような感覚をもたらしてくれます。星空というきっかけで集まった皆さんと過ごす時間は、生きる喜びを深めるものだと感じています。

ひろみさんの言葉は、星空が持つ「人を繋ぐ力」を改めて思い出させてくれます。

自然の驚きと感謝

星空から雨、そして屋内での交流へと、予想外の展開が続いた今回のイベント。それでも、星空リトリートは自然の気まぐれに対応しながらも温かいひとときを提供できたと感じています。

参加者の皆さんが、この夜に得た何かを日常へ持ち帰り、それが小さくてもキラリと光る「ほし」となればうれしい限りです。

「ほしに生きる君と、」のSNS

「ほしに生きる君と、」は、星空を楽しむことを通じて、日常の何気ない出来事や人との縁の大切さを共有しています。イベント情報や星空にまつわる投稿をぜひチェックしてみてください!

Instagram@hoshikimilab

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ホシキミラボ / ほしに生きる君と、
ホシキミラボ / ほしに生きる君と、
「ほしに生きる君と、」は、星空をきっかけに人や地域がつながる場所です。 静岡県焼津市を拠点に、星好きが集う「ホシキミラボ」を運営し、安曇野などで星空観望会を開催しています。 また、四季の星空をイメージした「星空ブレンドコーヒー」を通じて、星空の魅力を日常に取り入れる提案を行っています。 星空が紡ぐ特別なひとときを、ぜひ体験してください。
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