ホビーショー宿泊者向け展示企画 ~YAIP誕生のきっかけ~

2026年5月9日と10日、焼津PORTERSと西町DOCKを会場に、ホビーショー宿泊者向け展示企画を開催しました。
この企画は、静岡ホビーショーに合わせて焼津へ宿泊する方々を模型展示で迎えようという取り組みです。
完成した作品を宿泊施設へ展示し、焼津を訪れる模型ファンの皆さんを迎える。
同時に、普段なかなか手を付けられない積みプラを作るきっかけや、模型を通じた交流の場にもなればと考えて企画しました。
今振り返ると、この企画がYAIP -焼津プラモ部-の原点になりました。

ホビーショーのおもてなしとして
静岡ホビーショーには世界中から模型ファンが訪れます。
会場周辺の宿泊施設は早い段階で予約が埋まり、静岡市に隣接する焼津市にも多くの来訪者が宿泊します。
焼津市には世界的模型メーカーである株式会社ハセガワの本社もあり、模型文化とのつながりが深い地域です。
そんな焼津の入口で、模型ファンを模型で迎えることができたら面白い。
そう考えたことが企画の始まりでした。


当日制作されたキット
制作にはさまざまなジャンルの模型が集まりました。
みきと
- ライザン(ミニ四駆)
- アマテ・ユズリハ(マチュ)
モンキティさん
- イギリスのグロスターF.5/34 試作戦闘機(ベース:零戦52型)
Uすけさん
- SHERMAN III
わたるくん
- HG ターンエーガンダム
また、制作だけでなく見学に来てくださった方もいました。
ジャンルもスケールも異なる模型が自然に並び、それぞれが自分のペースで制作を楽しむ時間となりました。

久しぶりに模型へ集中する時間になりました。
模型を通じて生まれた交流
実際に開催してみると、参加者の多くは初対面でした。
作品の話。
工具の話。
最近作ったキットの話。
模型という共通の趣味があることで、自然と会話が生まれます。
模型は一人で楽しむことが多い趣味です。
だからこそ、同じ空間で誰かが作っている時間そのものに価値があることを実感しました。
また、参加された皆さんに共通していたのは、
「模型作りはこうでなければならない」
という雰囲気がなかったことです。
上手く作る必要もない。
詳しくある必要もない。
それぞれが自分の距離感で模型を楽しんでいました。
その自由さが、この場の心地良さにつながっていたように思います。
展示してみると景色になる
完成した作品は西町DOCKへ展示しました。
飛行機模型。
ガンダム。
キャラクターモデル。
ジャンルはバラバラです。
それでも並べてみると、ちゃんと景色になりました。
宿泊された方が足を止めて見てくれたら嬉しい。
そんな小さなおもてなしとして、とても良い展示になったと思います。




この活動は年に一度ではもったいない
企画終了後、強く感じたことがありました。
この活動は年に一度ではもったいない。
模型を作ること。
模型について語ること。
作品を見せ合うこと。
そうした時間をもっと気軽に続けられたら面白いのではないか。
そして、来年の静岡ホビーショーで焼津を訪れる皆さんを模型展示で迎えることを共通目標に、定期的な活動として始まったのがYAIP -焼津プラモ部-です。
ガンダム風に言うなら、この企画はプロトタイプYAIP。
ここで生まれたご縁と経験が、現在のYAIPにつながっています。
次回の記事では、2026年6月20日に開催した焼津プラモ部 YAIP 第1回活動の様子をご紹介します。


